アバンギャルド茶会 コラムアバンギャルドな人 【AVAな人 Vol.15】 陶芸家「二階堂明弘」(宇宙十職「ブラックホール」担当) ~弔いのお茶一服@益子

【AVAな人 Vol.15】 陶芸家「二階堂明弘」(宇宙十職「ブラックホール」担当) ~弔いのお茶一服@益子


二階堂明弘

陶芸家
二階堂 明弘

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宇宙十職「ブラックホール」担当

1977 北海道札幌市生まれ
1999 文化学院芸術専門学校 陶磁科卒業
2001 栃木県真岡で陶芸家として独立
2002 栃木県益子町に移築
2006 益子陶芸展入選 朝日陶芸展入選
2009 講談社モーニング 『へうげもの』 へうげ十作 参加
 
 
 
出会いは2010年8月@吉祥寺。

 「僕はお酒を飲まないとダメなんです。。。」

なんておっしゃる姿からちょっとシャイだけど、すっごく強いものを感じる方でした。
※実際、お酒を飲むと。。。笑

それからことあるごとにお茶会をするときたびに助けていただき、
今回も宇宙十職「ブラックホール」担当として参加していただきました。

しかし、一番の力作がこのほどの地震で割れてしまい。。。生き残った勇敢な
中からブラックホールを!4月2日の宇宙十職「お披露目式」では、あの吸い
込まれるような黒さに多くのお客様が魅了されていました!

そして、今回の地震で二階堂さんの工房も相当被害にあわれたとのことで
弔いのお茶一服!と思い、お披露目式の翌日に益子に行ってきました。

お茶には心を癒す力がある。一度は魂を吹き込まれたにもかかわらず
お目見えすることが適わなかった器たちに一服差し上げる、そんな想いで
伺ってきました。

二階堂×近藤

もってきた道具を準備。(実は。。。これは決していえません。笑)

道具組

外にあったベンチを点前座に!

花入

一品更屋が二階堂さんの作品に
庭からねこやなぎを見つけて、活けてくださいました。

まさに茶人!

茶席

そして、ここからは二人だけにしていただき、お茶一服。
ここで過ごされた10年間の想い。同じく益子で活動する仲間の話。
今、僕に出来ることはお茶を差し上げることだけですが、きっと。いや絶対
早々に戻ってくることを誓って!

兵どもが夢の跡

「兵どもが夢の跡」
おそらく一生、この時間を忘れることはないでしょう。

■ 展覧会

個展:
京王百貨店新宿店
南青山・グリーンギャラリー
目白・ギャラリーFUUROなど多数

グループ展:
目白・ギャラリーFUURO〈ト・コヲシケ〉
京都・たち吉本店〈へうげもの展〉
目黒・クラスカ〈へうげて、暮らすか〉
千駄木・旧安田楠雄邸〈祝ーいわいー〉

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