【AVAな人 Vol.4】 オーロラ研究者「片岡龍峰」 ~先端技術だけが人間の価値観を変えられる!
オーロラ研究者 (理学博士)
片岡 龍峰 Kataoka Ryuho
[ HP │ twitter ] オーロラ3Dプロジェクト
東京工業大学
理学研究流動機構 特任助教
1976年生まれ
【略歴】
東北大学大学院で博士(理学)を取得後、情報通信研究機構、NASAゴダード宇宙航空局、名古屋大学太陽地球環境研究所、理化学研究所での研究員を経て、現在は東京工業大学の特任助教。オーロラや宇宙天気予報の研究をしています。2008年の『宇宙飛行士候補者選抜』にも参加されていたとのこと!?(すげ~)
ひょんなことからお知り合いになりました。
直接のきっかけは
「着物を着たいので茶道を習いたい」
とつぶやかれたところ、友人が発見して私を紹介してくれて
アバンギャルド茶会に遊びに来てくれたところからです。
その場の勢いで
「オーロラ茶会」
やりましょう!と鼻息荒く言ったところ、興味を示してくださり
現在実現に向けて最終調整中です!笑(今年の春にマジ開催しますので!)
そんな片岡さんの専門は「オーロラ」研究です。僕ら素人には
オーロラ = 美しいもの
という感じですが、まだまだ謎多き存在なのだとか!
そしてそして、ちょっと伺ってみたところオーロラとは
物理のゼネラリスト
的存在なのだそうです。特定の分野ではなく、とっても幅広い分野に
精通していないとその秘密を解明することはできないってことですね!
研究のため、年に数回「アラスカ」にも行かれているとのこと。
これはアラスカに無人オーロラ観測用ロボットを設置しに行ったときの
写真だそうです!いや~。マジ寒そう。笑 3年後に太陽の活動が最高潮
に達するらしく、そのタイミングで是非一度アラスカにオーロラを見に行きたい
ものです!(そのときはツアーを組んでみんなで行きましょう!それまでに
お金貯めておいてくださいね。一人50万円なり!笑)
オーロラ研究だけだけなのかと思いきや!現在『生命の起源』についても研究
されているのだとか!
生命の起源?宇宙と関係あるのか?って思っちゃいますよね。
それが、めちゃくちゃ関係があるのだそうです。(意外すぎる!?)
どうやら最新の研究成果によると『生命の起源』=『DNA』は宇宙のちょっと
したいたずらによって生み出されたのでは?という仮説が浮上しており、現在
その立証に向けて大詰めの立証作業が進んでいるそうです!
そもそも、生命とは25億年前に突如として現れた生命体=DNAによって
誕生したそうです。そして、7億年前に再度そのDNAに大きな変化をもたらす
何かしらの現象が起きて以降ずっと同じ構造として存在しているそうです。
人間は数千年の歴史でこれだけの変化?進化をしているにも関わらずDNAは
少なくとも7億年間、変化することなく存在している部分があるのだそうです。
ふむふむ。これだけでもなんて神秘的な話なのでしょう!?
その謎を解くカギこそ「宇宙」で起きている星の爆発にあるのでは?という
ところまでは分かってきているそうです。
この謎はうまくするとあと3年くらいで解明するかも!
そうなったら「ノーベル賞」ものですね!
と、こんな面白い話を語ってくださる片岡さん。
アバンギャルド茶会とコラボレーションするとどんな神秘的なお茶会が
出来上がるのでしょうか?
それは春までのお預けと言うことで!笑 乞うご期待!
でも、こんなイメージになるはずです!キレイだ。。。
■学歴
1995/04-1999/03 東北大学理学部宇宙地球物理学科
1999/04-2001/03 東北大学大学院理学研究科博士課程前期
2001/04-2004/03 東北大学大学院理学研究科博士課程後期
■研究歴
1999/09-1999/11 Bell Labs, Lucent Technologies, Visiting Researcher
2000/07-2000/09 Bell Labs, Lucent Technologies, Visiting Researcher
2004/04-2006/02 情報通信研究機構, 学振特別研究員PD
2005/03-2006/02 NASA Goddard Space Flight Center, 学振特別研究員PD
2006/03-2007/03 名古屋大学太陽地球環境研究所, 学振特別研究員PD
2007/04-2009/07 理化学研究所, 基礎科学特別研究員
2009/08-現在 東京工業大学, 特任助教
■受賞歴
1999/03 ヨシ・エス・クノ奨学賞, 東北大学
1999/12 Outstanding Student Paper Award, AGU Fall Meeting
2004/03 総長賞, 東北大学
2009/09 大林奨励賞, 「磁気圏電磁環境応答の太陽風構造依存性に関する研究」, 地球電磁気・地球惑星圏学会
■所属学会
1999/12- American Geophysical Union
2001/04- 地球電磁気・地球惑星圏学会
2004/04- 日本天文学会