【アバ的利休百首 vol.1】その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれ
利休百首 (またの名を「利休道歌」)
簡単に言うと
千利休が残した、茶道の点前心得100
と言ったところでしょうか?人をもてなす心という全体像から基本のお点前に関する細かい心得まで幅広く書かれている茶人のバイブルです。
昨日、お稽古に伺ったところ先生が『利休百首』を使いながらお点前の基本をみっちり教えてくださり、改めて
『むむむ!やっぱりちゃんと復習しなければ!』
なんて思ってしまったので、気の向くままに自分なりの解釈も踏まえながら
『アバ的利休百首』
ということで綴ってみようかと!ちゃんと最後までコンプリート出来るように心得て臨みます!笑
初回の今日は利休百首の基本中の基本!
その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれ
■一般的解釈
その道!この場合は『茶道』ですね。
茶道を学ぼう!と思う心を持った時点で、あなた自身の中に立派な師匠が生まれましたよ!という感じですね。
■アバ的解釈
これって「茶道」だけではなくて、僕らが日々生活している中のこと全般に言えると思いませんか?
何か新しいことを始めよう!と思った時、不安になったり、怖くなったりしますよね?でも、その心を持っただけであなたはすごいんですよ!って利休様は言いたかったのだと思います。
だから、何も恐れずにその一歩を踏み出しましょう!と大きな勇気をくださっているのでしょうね。
そして!「茶道をやってみたいけど。。。」と思っている方。
その『心』を持ったことだけでも、利休様は飛び上がるくらい嬉しいと思ってくださっています。笑
さあ、次に一歩を踏み出してみましょう!茶道は決して怖いものではありません。
ちょっと拡大解釈。
その道に入るとき、どの『師匠』につくかでその道の人生は良くもなり、悪くもなります!
「この人についていきたい!」
と思える『師匠』探ししましょう!
参考文献:利休道歌に学ぶ(裏千家学園公開講座PELシリーズ)
淡交社
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