超「本気」金継ぎワークショップ ~「本漆」と「純金」&作家ものによる、本格金継ぎ教室
宇宙十職「宇宙担当」漆工芸家 菱田賢治さんによる、「本気」の金継ぎ
ワークショップです!はじめから言っておきます!かなり本気モードです。
※菱田さんの作品
漆は「忍耐」が大事です。決して焦ってはいけません!塗っては乾かす。
塗っては乾かす。この根気強い作業から生まれるのです!だから、今回の
ワークショップは『計4回』に渡り展開されます。
たぶん、4回目が終わる頃には
「こんなに漆って手が込んでいたんだ!」
ということを心から実感していただけると思います!
そして!
今回は「益子」の作家さんから東北大震災によって
割れてしまった大事な作品をワークショップのために提供して
頂いております!せっかくの機会ですので、作家さんの作品と
金継ぎをコラボレーションさせた一生モノの作品を作りませんか?
(ここまで「本気」ですよ!)もちろん、金継ぎする器を持参して頂いてもOKです。
※作家さんの器で金継ぎをする場合、参加費のうち「3,000円」を
益子復興のため「リビルド益子」プロジェクトに寄贈致します。
さあ、ここまで読んで気持ちの「本気モード」にスイッチの入った
方は是非エントリーお待ちしております!
■ 概要
日時:2011年6月19日(日)
午前の部 10時~12時 (4名) 満席
午後の部 14時~16時 (4名) 満席
※2回目以降は当日集まったメンバーで決めましょう!
場所: 小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅 徒歩5分
参加費: 20,000円(講師料×4回、漆材料、作家作品×1個)
※「純金」は別途4,000円程度(個人差あります)
※「本気」コースなので全4回分一括でお願いします <(_ _)>
※2~3個まで同時進行可能です。その場合は+1,500円/個
※当日使う工具に関しては菱田さんが用意してくれます
■ 参加申込
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
■ コース詳細
【第1回】漆を使って器を接着させよう!
1.「本気」金継ぎコースの説明
2.接着用の「麦漆」制作
3.割れた陶片の接着
この工程でしっかり乾燥させて接着させます!
漆は乾くのに湿度が必要で、簡単な室(ムロ)が必要です。
例えば、発砲スチロールのリンゴ箱とか、プラスチックの衣装ケースなどで
湿度80%くらいに保てる環境を作ります。この中で接着した陶器を『1ヶ月』
寝かせます!!ここ、大事!動かさないようにそ~っと!
※我が家でしっかりと保管しておきます。
【第2回】接着面を削って、金をパラパラと!
1.乾燥した接着面を削ってきれいに整える。
2.絵漆を塗って、金を蒔く。
ここできれいにならなければ金は光りません。
なのでまた一回目のように漆を盛り上げていきます。
ここで焦ってもだめです。忍耐です!
一度漆を塗ったらまた一週間は寝かさないと乾燥しません。
そして、また室で乾燥。一週間寝かせます!
【第3回】金をしっかりとね!
1.金の上に漆を薄く塗って固める。(粉固め)
これはすぐに終わってしまいます。でも、大事!
【第4回】金を光らせる!
1.金を専用の磨き粉で磨いて光らせる。
2.そして!ついに完成!!!
これでも相当簡略化した行程なんですよ!
普段はこの倍くらいかかるけど、今回は『初めての体験コース』
なのでこのくらいにしておきましょうか!ここから新たな漆生活
をスタートさせましょうね!