【ぐい呑点前推進委員会】 伊藤千穂さん(瀬戸)から新作届きました!
2011.06.21
続々と「ぐい呑点前推進委員」より
片口&ぐい呑
が到着!う~ん。やっぱりいいですなあ~。
この週末も漆教室のあとにみんなで「ぐい呑点前」で一服!
さて、今日は伊藤千穂さん(瀬戸)から焼きたてホヤホヤの
片口とぐい呑が到着しました。
とてもカワイイメッセージカード付。
どれどれひとつずつ拝見いたしましょう。
・錆化粧茶碗形片口
お茶を点てる実験も兼ねて送ってくださいました。
シャカシャカシャカ。っと大振りなのでとても点てやすかったです。
内側が黒いので色も映えていい感じ!肝心の「キレ」は?
よかばい、よかばい!液ダレすることもなく「シャキ」っと注げました。最高!
※口長くないっすよ!泡もうまく流れて均一に注げました
・錆化粧貝跡ぐい呑
「赤貝のかいがらをたてかけて焼成しました」
うっすらと跡が!渋センの僕としてはかなりツボですね。笑
そして、このシリーズお水をかけるとするするする~っと表面を流れていきます。
どういう釉薬なのかとかもっと伺わないとですね。
・紫黒釉ぐい呑
「オリジナルの釉薬です。ちょっとじじくさいかなあ?」
そんなことございません!写真には映しきれませんでしたが
底の焼けの感じといい、織部のふぎゃ~っとした造形といい
味わいのあるぐい呑!玉子型?をしているので、持ったときに
いろんな角度にフィットするのも面白い!これは実物を使って
もらわないと伝わらないなあ。。。笑
・織部まるいぐい呑
「しぶくなりがちな”織部釉”ですが、ちょっとかわいくしてみました」
やばい。今回、一番ツボかも。。。笑 古典的な織部も
大好きですが、このまるっとした織部最高っす!表面、内側に
うっすらかかっているうす緑の織部釉が最強のアクセント!
ちなみにこちらが以前頂戴した、織部ぐい呑。
対比させると面白いですね。これはこれで渋くていいんですけどね!笑
■ 伊藤 千穂 (藤谷窯)
愛知県名古屋市生まれ
高校卒業後、名古屋市内のヘアーサロンにて美容師として勤務
1998年 愛知県瀬戸市の愛知県立窯業高等技術専門校に入学
1999年 同校卒業後、瀬戸市赤津の製陶所勤務
〃 瀬戸市水野にて工房を借り作陶開始
2005年 現在の工房、瀬戸市陶生町に工房を建てる