【アバ的利休百首 番外編 Part2】 「茶道」への想い ~自分に出来ること
アバ的利休百首もそろそろ「50回」です。
よくここまで続けました。笑 折り返しを前に改めて自分の「茶道観」を
まとめてみます!ということで、本日は横道にそれて番外編です。
■自分にとっての「茶道」
7年前、茶道を始めようと思ったときは
「もっと日本文化を知りたい」
という単純なものでした。そこからお点前を覚える楽しみ。
誰かに自分の点てたお茶を飲んでいただく喜びと目に見える
とてもわかりやすいものでした。
お稽古をはじめて5年した頃に、これまでとは何か違う意味を
感じている自分に気がつきました。一言で表現してしまえば
自分と向き合う時間、空間
ということなのですが、今でもまだ漠然とした何かです。
■教えさせて頂くことへの興味
茶道は10年で半人前。こんなことを書くと敷居が高いことを逆に
アピールしている気がしますがそれは茶道に何を求めるか?によって
捉え方はそれぞれ違います。
僕は、いつの頃から
お茶を未来に継承する=教えさせて頂く
ことに興味を持つようになりました。だから、お茶のことをもっと学びたいと
思っているので、今でもちゃんとお稽古に通っています。でも、皆が皆。
そうではありません。
おいしいお茶が飲みたい
だから、上手に点てられるようになりたい
これもステキな目的です!
■お茶一服がもたらす喜び
今週末、工房の大掃除をしてきました。(詳細はのちほど!)
この大掃除には地元笠間の陶芸家をはじめ、益子・東京からわざわざ10名
も手伝いに来てくれました。
僕ができることと言えば、
お茶を点てること
大掃除がひと段落して野点?お茶一服。
炎天下の中、汗をかいて労働した後の一服。
作法とかではなく「お茶の味」を堪能する!
茶の湯とはただ湯をわかし茶をたててのむばかりなる事と知るべし
まさにこれです!
お茶を点てて、おいしく飲む!
そんなチャンスをたくさん頂ける環境にいられる感謝と今の自分に出来ること。
知識やテクニックはベテラン先生には適いませんが
同世代の方にお茶をおいしく召し上がって楽しんでいただく
ことは今の僕にできることだなあ~と改めて認識して
また続きへと戻ります!笑
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