【レポート】 旅する茶人「信楽」の陶芸家「篠原希さん」を訪ねて ~陶芸と茶道具について熱く語る!?笑
お盆真っ最中。世の中は帰省ラッシュ。
そんなことをすっかり忘れて、
「ふらっと信楽にでも行こうかな」
なんて思いついて、ふらっと行っちゃいました。笑
先々週に陶芸家 篠原希さんのご自宅を訪問する予定だったんですが
急遽行くことができなくなったので「リベンジ」です!
先日もちらっと書きましたが、篠原さんと初めてお会いしたのはちょうど
一年前。お会いしたのも数回のはずなのに、なんだか毎回心地よい感じで
お話をすることできる不思議な関係。笑
最近、ものづくりは「対話」することで本当にいいものができるのでは?
とつくづく思うようになりました。そして、その「対話」をするためには
『現場』をしっかり知ることも大事なのでは?と。
ということで、旅する茶人は「突撃となりのばんごはん」級の突撃で
篠原さんの住む「信楽」を訪問してきました!篠原さんは信楽焼の
伝統工芸士の資格を持つ、まさに「信楽焼きの伝道師」なんです。
篠原さんの穴窯です!
聞いてはいましたが思った以上に小さい穴窯。
でも、この大きさだからこそ作れる作品があるのだということを
たくさん教えてもらいました!
そして、こちらが工房。
実は「工房」と「窯場」が離れているという事実!?
いつまでも見ていたい「作品」たち。
ここぞとばかりにたくさんなでなでしちゃいました!
「壺」もた~くさんありました。
信楽の街を探検して、信楽がどんな街かを丁寧に説明して
頂きました。「歴史的背景」を知ることでその焼き物がどのような
意味を持っているのか知ることはとても大事なことですね。
一通りの散策が終わったところで「作陶」です。笑
今宵もひたすらに作り続けました。気が付けば「6種類」もの土を出して
くださり、同じ信「信楽土」でもここまで違うものなのかという衝撃の事実。
十把一絡げでなんでもまとめてはいけないんだな!と改めて思いました。
びっくりするくらい「きめの細かい土」もあれば「石がごろごろはいっている土」
まで本当に幅広です。
そして。篠原さんの窯場から掘り起こした「原土」(掘り起こしたままの状態)を
頂いてしまいました!これを使って茶碗を作るの楽しみだな♪
一晩、一緒に作りながら篠原さんの陶芸観やお互いの茶道具に関する意見を交わしながら
どんなことをしたいのか?ということを人には話せないレベルで語り合ってしまいました。笑
想いは一つ!
そんなことを感じずにはいられませんでした!
本当に本当に勉強になる旅でした。さあ、僕も負けていられません!笑