【アバ茶コラム Vol.2】 お点前をすることは「美味しいお茶」を点てるための準備運動!
2012.11.28
前回は
【アバ茶コラム Vol.1】 茶碗何回、回すの?なぜ回すの?
について書きました。僕も未だ疑問はたくさん。
はじめた頃、理屈を考えても答えなんて見えてきませんでした。
でも、最近は「自分なりに解釈」しています。
あくまでも『自分なり』なのであっているか間違っているかは分かりませんが
自分なりに考えるのはとても楽しいことです。
なぜ、あんな面倒くさいことするの?
はじめてお茶のお点前を見た方は
「うわ~。面倒くさそう。なんで、あんなことするの?」
と思うはずです。正直、僕もそう思ってました。。。一方で何だか
よくわからないけど美しいとも思いました。お茶はそもそも神様に捧げるための
「儀式」から始まっています。それを千利休が今のカタチまで昇華させました。
なので圧倒的に「簡素化」されたのです。
しかし!先日、気が付いたんです。「お点前をしてからお茶を点てる」のと、
「毎朝、適当にお茶を点てる」のでは明らかに違う点があることに!?
そうなんです。体の動きなんです。お点前すると体の余分な力が抜けて楽々とお茶を
点てることが出来るのですが、いきなりお茶を点てようとすると体がかたい。。。
うまく点てられないという事実に!?
つまり、あの面倒くさそうな所作は
「美味しいお茶」を点てるための『準備運動』
だったんです!そう考えるとあの動きやこの動きの意味が!
これ以上書くとマニアックになりそうなので今日はこのあたりで。笑