【アバ茶好みプロジェクト Vol.4】菱田賢治「敷板」漆はオーダーメイドに限る
2013.07.31
漆芸家 菱田賢治さんの個展でみた「敷板」に一目惚れ。
しかし。。。すでに売約済でした。。。涙
でも、菱田さんの言葉を思い出して
『漆作品はすごく時間がかかる。だから、自分が欲しいと思うものを
頼んで一緒に作るのが一番だよ!』
その言葉を信じて、またまたオーダーメイドしちゃいました!笑
今回は「敷板」です。それもかなり巨大な一品。
横 110センチ × 縦 40センチ × 厚み 3センチ
と重量感のある敷板!なぜ、そんな板が必要か?以前からやっている
『ぐい吞点前』という「片口」と「ぐい吞」を使ったカジュアルな茶会を
さらに進化させるべく!名付けて
『茶バー』(笑)
バーのカウンターの如く。さて使い方については改めて!
ということで、こちらも「アバ茶好み 認定」!ということで制作風景を
随時お伝えしていきます。
漆は本当に手間暇がかかる作業。最低でも「3か月」はかかる代物!
そんな工程を少しでも垣間見れればと!
材料選び 「最高の木材見つかりました!」
お願いした翌日、早速菱田さんが材木屋さんへ。
材木、萌ェ!笑
さて、事前にお伝えしておいた「大きさ」や「雰囲気」にあう
材木を物色!
そして、この木材を選んでくれました!
「楠」だそうで、菱田さんが大好きな樹とのこと!
耳を残して、必要な寸法にカット!
これで木材の準備完了!ここから漆作業に突入。
材木屋さんで木を選んでいるときのメール。
菱田さんのテンションがどんどん上がっていく感じが
ひしひしと伝わってきました。笑
作り手は「最高の材料」に出会うと興奮状態になります!
さあ、ここからどんなふうになるか?楽しみです。