【アバ茶コラム Vol.15】 英語で「茶道」コラム!?Do you know the Japanese Tea Ceremony?
2014.05.22
ニューヨークにあるRESOBOXという日本をテーマにしたギャラリーが
運営しているブログに連載を持たせていただくことになりました。
最大の難関は「英語で茶道について書く。。。」
大変なのは分かっているけど、絶対にいい勉強になると思ったので
勢いよくお受けしちゃいました。。。ようやく第1回が掲載されました。
Do you know the Japanese Tea Ceremony?
こちらには英文しか掲載されていませんので僕のブログには
原文を掲載いたします!(英語で読みたい方は ↑ へ。。。笑)
こんにちは、茶人の近藤俊太郎です。
現在、東京で「アバンギャルド茶会」という茶道を若い人たちに伝える活動をしています。
実は、これは趣味でして本業はITベンチャー企業を経営しています。
茶道と茶会の違いはなんですか?
茶道とは一服のお茶を喫するための「哲学」です。茶会とは一服のお茶を喫するための「催し」です。
つまり、「茶会」には必ず「茶道」という哲学が内包されています。
茶会には複数の流派が存在しますが、茶道という「哲学」の根底はひとつです。
今回のコラムでは「茶会」についてお話しをしたいと思います。
「茶道」の哲学性についてはまた次回どこかでお話しをしたいと思います。
皆さん「茶会」をご存知ですか?日本で茶会は「総合芸術」なんて言われています。
抹茶を飲むだけではなく、それらに付随して陶器、料理、和菓子、お花、書道、建築(茶室)など
様々な要素で構成されているからです。
450年前に茶人「千利休」が現在の「茶会」の形を作ったと言われています。
長い歴史を持っており日本を代表する伝統文化のひとつです。
そんな幅広い要素と歴史を持っている「茶会」に敬意をはらいながら、
現代に生きる僕なりに茶会を表現しているのが「アバンギャルド茶会」です。
これ何に見えますか?ごく普通の日本で一番小さな車です。
でも、ハッチを開けるとなんとその中から茶室が出てきます。どうです、びっくりですよね?
車に乗っている茶室だからどこでも簡単に移動できて、その場で茶会ができちゃいます。
小さく見えますが僕も含めて大人3人はいることができます。
先日、ニューヨークから来た友人を招待して茶会をしたのですが「So Cooool!!!」と叫びながら、
いつでもどこでも抹茶を補給してくれる救急車みたい。車の上に緑のランプを載せたら完璧だねと言っていました。
しまいには「俊太郎、これをニューヨークに持ってきてよ!」と言ってましたが、
いつかニューヨークに持って行って皆さんともお茶をしたいですね。
さて、はじめから少し飛ばし過ぎてしました。でも、誤解しないでください。
伝統的でフォーマルなスタイルの茶道もしっかりとやっています!着物を着るとさまになるでしょ?
次回以降さらに僕が実際に行ってきた活動をご紹介しながらリアルな日本文化と茶道の奥深い世界を
皆さんにお伝えしていこうと思います。それではお楽しみに!