【育てる器プロジェクト】 穂高隆児「井戸茶碗」を共に育てる!現代最高の井戸茶碗を追究?
以前から「育てる器プロジェクト」という活動をしています。
NIKE AIR MAX95に代表されるスニーカー世代の我々にとって「ジーンズ」を自分好みに育てたように、自分の気に入っている茶碗を自分好みの姿に育てることなのですが、実は「Before/After」の観察記録をしっかり取ったことがなかったなあ。ちょうど育て甲斐のある茶碗を求めましたので、茶碗の成長過程を観察日記を書いていきます。
【購入時】2016年10月7日(下北沢織部 個展)
アバ茶でお世話になっている「陶芸家 穂高隆児さん」。最近、「井戸茶碗」にも取り組まれています。これまで織部や朝鮮唐津など色味の強い作品が多かったですが、逆に色を抜いて「形」の追及をしてみたくなったそうです。(まさに要素をそぎ落としていく、茶の心「マイナスの美学」)
・重量:446g(使用後 465g)
・直径:16センチ
・高さ:9センチ
サイズ感はどうなのか?名物級の井戸茶碗で同じサイズのものと比較してみると
【重要文化財】井戸茶碗 銘 細川(天下三井戸)
サイズ(cm):高9.4 口径15.8 高台径5.7
重量: 460g
イイ感じですね。手取りの感じは、単純に大きさや重さだけではないのでこれから使っていき、感想をフィードバックしながら現代井戸の追究していくことを約束しました。笑