【アバ茶道具記 Vol.3】大事な茶道具の持ち運びにも大活躍! 近藤俊太郎/ドリッピング色紙箱
いきなり「自作」の茶道具を紹介するのは気が引けますが、気にせず紹介しましょう!(って、全然気が引けてない。。。笑)
お茶に興味ある方であれば「茶箱」は知っていると思いますが「色紙箱」という道具をご存知ですか?アバ茶は旅行先でも出張先でも必ずお茶を点てるので茶道具が割れないように道具の持ち運びには慎重になります。でも、この「色紙箱」を使うと持ち運びが便利なんです!
でも、これは!と思える色紙箱がないので自作しちゃいました!と言っても、ゼロから作るのは無理なので元となるシンプルな色紙箱を購入して、それを自分なりに加工しちゃいました!
これは目をひきますね!どこに持って行っても「これ、なんですか!?」と言われます。もう、シメシメって気持ちですね。笑
ジャクソン・ポロックというアメリカ人のアーティストをご存知ですか?
「絵=キャンバスを立て掛けて描く」という常識をひっくり返して、布を床に置いて上から絵の具を垂らしたり、叩きつけて描く「ドリッピング」という手法を確立した画家です。そんなポロックを真似して作ったのがこの「ドリッピング色紙箱」です。木地自体も真っ黒に塗ってあるのでインパクトありますよね!
これまでにも、茶会でこんな設えとして使っています。手元を隠せたりするので「茶BAR」のときのも大活躍!また第2号、作ろうかな!
アバ茶道具記 Vol.3 ドリッピング色紙箱
作家名:近藤俊太郎
作品名:ドリッピング色紙箱
制作年:2017年
アバ茶道具記とは、「山上宗二記」や「大正名器鑑」などの名物茶道具について書かれた書物と同じように、アバンギャルド茶会好み「通称:アバ茶好み」の現代モダン茶道具について記した「茶道具記」です