【茶の湯つぶやき】 好みの茶碗の基準とは?
2011.05.05
先ほど、益子&笠間ツアーレポートをアップした。
たくさん器を買ってきたが、たくさんの作家がテントを出して
普段触れられないくらいたくさんの作品が並んでいる中で
自分の「好み」=
どういう基準で器を買っているのか?
ということをふと考えてしまった。その基準は形だったり色
だったり造形のあらゆるところに潜んでいるのだろう。
しかし、どうやら僕の場合はそうではないようだ。。。
「物柄」ではなく、「人柄」でその器が好きか嫌いかを判断している
ことに気がついた。
そう。どんなにステキな器であったとしても「顔が見えない」作品には
どうやっても「欲しい!」という最後の一歩まで踏み込むことが出来ない。
おそらく、自分の鑑識眼がまだ半人前。いや、皆無に等しいからだと思う
のだが、そんな器の買い方があってもいいのではないだろうか?
その作家の「人柄」が好きだから買う!
こんなステキな買い方が出来る機会をもっともっと増やしたい。
見て、触って、使って、聴く
この四拍子が揃う、そんな場所を作ろうと決心した旅だった。