【アバ的利休百首 vol.29】 水と湯と茶巾茶筅に箸楊枝柄杓と心あたらしきよし ~女房と畳は新しいほうがよい!じゃなかった。。。消耗品も侮ることなかれ!笑
アバ的利休百首もいよいよ連載30回を迎えようとしていますが
一般論的な句はそろそろネタ切れです。。。ここからはお茶をしている人でも
???が続くようなマニアックな内容に。笑 さあ、この先の展開についてクエスチョン!
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皆様のご意見・ご感想お待ちしております。<(_ _)>
水と湯と茶巾茶筅に箸楊枝柄杓と心あたらしきよし
■一般的解釈
何はともあれ、お客さまをもてなすときは新しい道具を用意することが
最高のご馳走である。しかし、それ以上に
「心あたらしき」
つまり、心を清浄にしておくことが何よりも大切です。
■アバ的解釈
でました!やはり「心」ですね。笑
その前に、
水と湯と茶巾茶筅に箸楊枝柄杓
何だかいっぺんにたくさんの道具が並びましたね!
でも、茶碗や茶入、釜のような目玉商品ではなく、いわゆる「消耗品」が
メインにあげられていますね?
そうなんです!メインになる道具は気合を入れて何にしようかと心を
躍らせて準備するものですが「消耗品」って意外と軽視されちゃいます
よね?でも、こういう
目の付かなさそうなところ
こそ、気配りしなきゃですよね!誰も見てないや!と思っているところに
限ってよ~く見られていたりするんですよね!笑
新規企画やプレゼンテーションみたいな花形的な仕事は気合入れてやるのに
資料整理や報告業務などのルーティンワークを軽視する人って意外と評価
されないことありますよね?(あるレベルを突き抜けたら別ですが。。。笑)
見ている人は見ている!
ってやつですね。なので、目に見えるところだけやって後ろはハリボテだった
なんてはすぐに見透かされてしまうのです!そういうことをする人は結局、
「心」がついてきていない
ということを言いたかったのでしょうね!
細部まで目がいって、気配りのできる人はやっぱり
心あたらしき
を実践できているんですよね!
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■ 参考文献
淡交社
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