【アバ的利休百首 総集編】 茶道の教えは「文化」を超えて、「ビジネス」へとつながっていく!
「アバ的利休百首」も今日で1ヶ月です。早いですねえ。。。
さて、利休百首も一般論的な内容はここまで。
ここからはお点前やお道具に関する
『超マニアック』
な世界へと進んでいきます。例えば、
棗には蓋半月に手をかけて茶杓を丸く置くとこそしれ
棗の持ち方と茶杓の置き方を解説した句ですが、マニアック感
満載ですよね?と、こんな感じで残り70首!?
でも、もう少しこの70首たちと付き合ってみようかと思います。
もう少し僕も勉強をしなければいけないので今日は軽く総集編です。
これまでは、茶道をやったことがない方でも伝わるような句を選んで
きました。そして、
茶道はビジネスに役立つ!
と思いながら解説を加えてきました。
茶道=花嫁修業 or 文化活動
だけでは勿体無い!利休さまの時代、茶道は『男性=大名』のものでした。
茶室は今で言うところの『サロン』で、政治やビジネスの意思決定がされる
密室の空間だったのです。
今風に言ってみると、料亭でトップ会談をして意思決定していく「場」の
ようなものですね。だから、茶道はビジネスにも直結する教えが満載だと
僕は考えています。
1.ならひつつ見てこそ習へ習はずによしあしいふは愚かなりけり
2.稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一
3.規矩作法守りつくして破るとも離るとても本を忘るな
全部あげたいところですが、分かりやすいところで言えばこのあたり
でしょうか?
1.現場を見ろ!見ずしてものを語るなよ!(by 元伊藤忠会長 丹羽宇一郎)
2.一生勉強なり。ビジネスに終わりはない!(by ユニクロ社長 柳井正)
3.型破りに生きようぜ!(by バージングループ会長 リチャード・ブランソン)
とこれまで読んでビジネス書の中から近そうな考えを持っている経営者に
当てはめてみました!笑(ちょっと強引でしたね。でも、面白い!)
さあ、第2クールからはちょっとマニアックな世界へと誘いますよ!
追伸:
利休百首を経営者語録とぶつけてみると面白いかも!うしし。
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■ 参考文献
淡交社
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