【書評】イサム・ノグチ 宿命の越境者/ドウス 昌代 ~改めて彼のことを知って好きになった!
2013.02.03
「備前アート茶会」をするにあたり、備前について調べていてたどり着いた人物「イサムノグチ」
備前焼中興の祖と言われている金重陶陽の窯で魯山人と共に備前でオブジェを作ったことが記されて
いたことをきっかけに改めて知りたいと思い、この本を手にしました。
イサム・ノグチ(上)――宿命の越境者 (講談社文庫)
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ドウス 昌代
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そして、読み進めるうちに「ニューヨーク」を拠点にしていたことを知り、「これは運命かも?」と。笑
ちょうどそのころにニューヨーク行きの話しも同時に動いていたので。
【レポート】 ニューヨークの街歩き ~街を歩いているだけで気になるところいっぱい!写真いっぱい!笑
日本人とアメリカ人のハーフとして第二次世界大戦という葛藤の時期を過ごした彫刻家。
なんとなく知っていても、その深いところまでは意外と知らない。。。読み終わったときに
「やっぱイサムノグチすげえ~」
の一言。何か書きたいことは山ほどあるけど、うまく書けない。
いや、言葉にすればするほど陳腐な気がるので。。。笑
Casa BRUTUS特別編集 イサム・ノグチ伝説 (Magazine House mook)
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6年くらいにこのムック本を読んでいたのですが、そのころは正直「さら~」っと
読み過ごしていたけど、この自伝を読んでから改めて読むとめちゃくちゃ「すっ」と入ってくる。
何事も「背景」を理解してから見るとその吸収度は飛躍的に伸びる!
今回、NYではあえて「ノグチ美術館」には行きませんでした。行きの飛行機では
読み切ることができず、今行っても「さら~」っと流してしまいそうだったから。笑
でも、今ならすごく理解できる気がする。
ということでNY再び!を楽しみにしてもう少し研究してみよう。