【アバ茶的書評】茶の湯 裏千家 茶の湯と出会う (趣味Do楽 NHK出版)
2014.01.28
はじめての茶道教室も始めて4年が経とうとしています。
毎月のように新しい生徒さんが体験してくださるのですが毎回、利休さんが残した
という言葉を思い出します。新しいことを習ってもまたはじめに教わったことに戻り、
振り返りながら、新しい一歩を踏み出す。そんな、「初心」を忘れないためにも、僕自身
教えさせて頂くことはとてもいい刺激を頂きます。
茶の湯 裏千家 茶の湯と出会う (趣味Do楽)
posted with amazlet at 14.01.28
NHK出版 (2014-01-25)
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そんな、「初心」が詰まっているのがこの教本。
数年に一度、NHKで裏千家のお点前を教えてくれるこの番組の副読本ですが
とてもよくまとまっていて、はじめてお稽古をされる方はもとより、お稽古が
一巡した方や教える立場の方も改めて読み返してみると気づきの多い一冊です。
僕も曖昧だったところがこの本を読んで「すっきり!」。笑
袱紗捌き、割り稽古、平点前だけではなく、歴史や茶室についてのもとても
わかりやすく解説されているのでお茶に興味ある方は是非一度手に取ってみてください。
NHK Eテレ「趣味Do楽」 2月3日(月)午後9時30分
茶の湯 裏千家“茶の湯と出会う”[新]<全8回>
第1回「今日庵を訪ねる」
一碗(わん)の茶に「もてなし」の心をこめる、400年あまりにわたって受け継がれてきた茶の湯。8回シリーズで、千利休の伝統を受け継ぐ裏千家の茶の湯を学ぶ。第1回は、裏千家今日庵(重要文化財)を訪問。露地と呼ばれる庭に入り「心を清めて、俗世を離れた世界に入る」という、茶室への道行きを体験。わび茶の思想が凝縮された茶室「又隠(ゆういん)」「今日庵(こんにちあん)」「咄々斎(とつとつさい)」を拝見する。(ホームページより)